縫わない折りたたみマスクの実験

2021年4月10日 (土)

厚地の知多木綿で作る立体マスク


知多木綿の厚手の生地でもマスクを作ってみました。

折りたたみ易くて形は割と綺麗にできました。身につけてみると、若干重く感じました。

浴衣地で作るときの様に生地を何枚も重ねることは出来ないので、フィルター効果は多分イマイチ、

中にキッチンペーパーを入れて使いました。

 
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2021年1月17日 (日)

再び冬のマスク 知多木綿の雪花絞りで


なかなかコロナも収まらないうちに夏も過ぎて再び冬になってしまった。

折りたたみマスクの作り方にもずいぶん慣れてきて去年より大分立体的に作れるようになった。

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以前は折り返した生地の両端であごの下を覆うようにしていたが、最近はマスクの内側にすべて押し込むようになった。

マスク上部の鼻の中心から頬にかけては隙間が出来やすいので、浅く折り返して鼻から頬にかけてなるべくフィットするようにたたむ。

ヘアピンで折り返した生地の両端をしっかり止める。去年は短いピンを使っていたが、最近は長いほうのヘアピンを使っている。

ヘアピン1本使うだけでしっかりと形を固定することが出来るようになった。

ピンを外して開いてしまえば元の正方形の1枚の生地に戻る。毎回たたむのもかなり手馴れてきたので、面倒というよりは楽しくなっている。

縫ってしまうと生地が分厚くなって洗濯したとき乾きが悪くなり、中に雑菌が繁殖してしまいそうな気がする。

多少面倒でも1枚の布に戻ってすぐ乾くのは清潔感があって安心だ。

マスクの生地と、鼻や口の間になるべく空間を多くとることで、何重にも重ねた生地でも呼吸は快適になる。


 

2020年7月 4日 (土)

麻崑スラブ浴衣地の夏マスク 製作手順


夏マスク

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綿麻スラブの浴衣地は肌に密着しないので、プレーンなコーマ地や特岡などの手ぬぐい生地より快適だった。

ガーゼのような薄い生地は息を吸い込むたびに吸い寄せられて鼻や口にまとわりつくので、暑い時期にはとてもうっとうしく感じる。

夏のマスクは生地がなるべく肌に触れる部分が少なくなるように立体的に作りたい。

毎回だいたい同じたたみ方ではあるけれど、少しづつ変えて使い心地を確かめてみた。

制作手順

生地は反物幅を生かして25cm ぐらいにカットします。

1)端はスラブ織りの場合、糸抜きすればほとんどほつれてこないので まつり縫いも省略です。

切り口の両端は装着したとき見えなくなるように交互に折り込みます。

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2)下は三つ折りにしています。

3)屏風畳のプリーツを1つたたみ、マスクひもを通します。

4)両端を折り畳んでマスクの裏側にします。

5)裏側からひだを開きます。

6~7)2つ折りにして表側のひだを開きます。

8)マスクの表と折り返しの裏の生地を一緒にピンで留めます。

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 9~10)2つ折りのマスクを開いて裏側にします。三つ折りにした襞を少し上にずらして形を整えます。

11~12)表側の三つ折りの襞の中央を押し下げます。

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浴衣のスラブ生地は適度な張りもあり、通気性もよくてかなり快適でした。

ただ通気性が良いということはフィルター効果はあまり期待できないということか?

これでも生地は4枚分ぐらいは重なっているのだけれど、マスクしていないよりはましという程度だろうか?

 

 

 

 

 


2020年5月20日 (水)

夏のマスク


マスクといえば冬から春先にかけて花粉対策や防寒のために身に着けるものだった。こんな暑い時期にマスクが必要になるなんて、去年の今頃は想像もつかなかった。

浴衣地をたたんで何枚も生地が重なったマスクは暑くて耐えられなくなってきた。そこで反物幅に合わせて大体正方形にカットしてあった生地をさらに半分に切って薄くしてたたんでみた。

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以前より横長になり、すっきりした感じです。それでも屋外のの炎天下では、耐えられなくなったらいつでも外せるように収納用の入れ物が必要だと思いました。残りの半分でマスク収納用のきんちゃくをつくりました!

 


 

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2020年5月12日 (火)

柿渋地色の雪花絞りマスク ピンで留めて簡単に立体的な形に!


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こんどは麻混スラブの雪花絞り反物て折りたたんでみました。地色は淡い柿渋染め、渋い雪花絞りマスクが出来ました!

縦半分に畳んでから、加工したヘアピンでマスクの内側の生地もいっしょに留めるようにしました。

開いて正面から見ると、つーんととんがった鼻みたいなのが、一層強調されるようになりました。

ここをつまむことで、鼻の下から口にかけて空間を作ることが出来ます。

マスクの生地を口に密着させない様に作ることが使い心地をよくする上で大事だということ。何度も畳んで使っているうちにだんだんわかってきました!

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2020年5月 1日 (金)

そうだ!ヘアピンを使ってみよう

 

 マスクの中央折り返し部分を書類用のクリップで留めてみたものの、もっとましなものはないかなあと考えた結果、ヘアピンを思いつきました。

ヘアピンは片方が長くなっているので、ペンチで切って同じぐらいの長さにしました。先の開き具合もニッパーで調節して左右対称になるように加工してみました。

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前回はマスクの裏側で書類用のクリップで留めていましたが、結局必要なくなりました。 

たたみ方は最初のハンカチマスクとだいたい同じ単純なたたみかたです、。ヘアピンを使って留めめるだけで、かなり顔にフィットした立体的な形になりました。マスクの中央にとんがった部分を作ることで、鼻と口に生地を密着させず、呼吸を楽にすることが出来ました。

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あっそうか!裏側も表の生地と一緒にピンで挟み込んでしまえばいい。これで折りたたんだだけなのに、ちゃんと立体的なマスクが出来た!

最初は試行錯誤しながらだったので時間がかかってしまったが、結局5分以内でサクサクたためるようになった。

簡単なわりに形は複雑そうに見えるかも?

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2020年4月28日 (火)

雪花絞り浴衣生地の折りたたみマスク クリップで立体的に形を固定してみた

アバウトにたたんでいるので、たたむたびに微妙に形が変わった。

とんがったマスクにすることで、鼻と口に空間を作ることが出来たが,着装しているうちに拡がってしまうのでクリップで留めてみた。

表の中央の折り返し部分と、裏の折り返した生地のジョイント部分、この2か所を留めれば、大体形を固定することが出来た。

マスクの一番とんがったところを鼻のてっぺんにするのかと思っていたけど、それより下、鼻と口の間ぐらいに持ってきた方が付け心地が良かった。

目の下の鼻から頬にかけては出来れば自然なカーブを描くようにしたくなったので、少し折り込んでみた。

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初めはもっと小さくたたんでいたように思うけれど、最近は顔半分をほとんど覆いつくしてしまうようなマスク姿もすっかり見慣れてきたので、だんだん大きく派手にしたくなってきた。

 


 

2020年4月20日 (月)

お鼻がつーんと とんがった折りたたみ立体マスク 続浴衣地で

20200412-085635 雪花絞りの折りたたみマスク 

 

大体同じたたみ方なのに、微妙に形が変わってしまうのは、生地の張りとか厚みも影響している。

ひだの開き方、角度なども影響している。

縫うのは面倒だから、簡単に折りたたんでと思ったけどそんなに簡単でもなかった。

けど、だからこそ面白くなって思わずハマってしまった!

前回浴衣地で、

たまたま鼻がツーンと立ったような形が出来て面白かったので、もう一度白生地でたたんでみた。

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20200417-1548091展開するとこんな感じです!

 

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どこか1箇所クリップで留めた方が良さそうです。ここではなくて上の方のひだの中で留めました。ひだの中に入れてしまえば表からも裏からも見えなくなります。

それとひだの開き方、平面で開くより、縦2つ折りにしてから開いた方がマスクが立体的になった。

だいぶ要領がわかって来ました。

コレは雪花絞りで色々作ってみると楽しそうです!

 



2020年4月16日 (木)

浴衣生地を縦に使って作った折りたたみマスク

20200412-0857341雪花絞り 浴衣生地の折りたたみマスク

初めてハンカチで作ったマスクと同じ形です。生地に張りがありしっかりしているので、ワイヤーなど入れなくても鼻の中心から目の下にかけてくっきりと角度が付きました。

雪花絞りは同じパターンの繰り返しなので、模様を目印にしながら折り畳むことが出来ます!

20200309-125352初めて作った有松の雪花絞りハンカチマスク

こちらは生地が薄くて柔らかいので、浴衣地のようにくっきり折り目がつかなくて、鼻のところにワイヤーを入れています。

 

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ちょうど鼻の頭になる部分がとんがった形になるので、マスクの中の鼻の下に空間が出来ました。

これだとだいぶ呼吸が楽になることに気がつきました。

折り返した生地の両端がマスクのアゴの部分になります。生地は縦に使っています。こちらの方がバイアスマスクよりたたみやすい。

 


 

2020年4月12日 (日)

同じ折り方でもひだの開き方で形が微妙に変わる?

毎日マスクは必要なので、いろいろたたんでみました。

有松の雪花絞り、50㎝四方の薄い綿ローンのハンカチです。大柄なので、たたみ方で柄の出方が変わります!今回は生地をバイアスに使っています。

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20200411-131833 20200411-132745柿渋の嵐絞り

嵐絞りのストールと同じ生地です。生地をバイアスに使って、斜めの嵐絞りを縦じまにしました!

 

  20200405-06334620200405-063449 最初はこんな風に折りたたんだ生地の両端を思いきり広げてあごの下を包むようにしていました。

あごをすっぽりと首の付け根まで包み込んでくれるのでとても暖かいですが、ここまですると首の後ろも何とかしないとバランスが取れないように思いました。

 

20200410-14361420200410-143745 こちらは閉じて生地の端があごの下に少し出るように変えてみました。

20200405-085409折りたたんだ生地の両端を全部マスクの中に入れ込みました。

やっぱり生地の両端が出ないようにマスクの中に普通に納めてみました。シンプルでいいかとも思ったので。マスクの中が分厚くなりすぎかな?折り返した生地の端をマスクの下に少し出すデザインよりかえって形が崩れやすかったです。

やっぱり生地の両端を自然に出す方がいいかも?

フォト

せみのはねの雪花絞り

  • 20250407-1151
     染めるたびに少しづつ違ってしまって狙った通りに染めるのが難しい雪花絞り。 いつか理想の雪花絞りを染めることを夢見て、雪花絞りの染色の記録を撮り続けています。

天然染料、草木染め

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