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工芸染色の抜染に使えるように染工所で染めてもらった黒無地反物で抜染の実験をしてみました。黒無地の染料は反応性染料です。
ハイドロサルファイトの溶液で抜染できますが、苛性ソーダの溶液を加えることで、抜染の色味が変化することに気が付きました。
苛性ソーダを加えると鮮やかな青い色が出てきます。洗って完全に酸化させると少し彩度が落ちて落ち着いたブルーグレーになりました。
抜染液の溶液の割合や最初に生地に部分的に水を吸わせることで模様の色味や柄の出方が変化しました。
抜染液に浸したとき、藍色になりましたが、よく洗って完全に酸化発色するとグレーになりました。染料は全く加えていません。
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