縫わないで出来る!簡単ハンカチマスク 花粉症対策に
1月の半ば頃ドラッグストアで箱入りマスクを購入したときは お店の前に山積みしてあったのに、今はどこの薬局を覗いてももマスクが全然ないので本当に驚いています。このまま気楽に使い捨てにしてしまうと、そろそろ足りなくなりそうと ちょっと不安になってきました。
そんな折、 ハンカチのマスクをしている男性を見かけました。たぶんどこも縫っていないように見えましたが、とても顔にフィットしていてハンカチもおしゃれ、ついつい何度もチラ見してしまいました。
どうやったらあんなにきれいに立体的な形になるんだろう?思い出しながら、早速ハンカチで試してみました。
ちょっと悪戦苦闘しながらも、なんとかそれらしいものが出来ました!
マスクのひもの部分はどんな素材がいいだろう?最初はヘアーゴムを使ってみたけど、なんか硬くて耳が痛くなりそうでした。
そこで、何か使えそうなものないかなと考えた結果、靴下はどうかな?
穴が開いて使えなくなった靴下、これをよく洗濯して足首のあたりを輪切りにします。ニット製品はカットすると切り口が丸まってしまう性質があります。くるくるっと丸まって、なかなかうまい具合にソフトな輪ゴムのようなものが出来ました!
うーん、これは使える。誰も靴下だとは気が付かないかも。(´∀`*)ウフフ
靴下を輪切りにして作った紐
木綿の靴下とカラフルタイツで試してみました。
程よい伸縮性があり、肌に優しく長さもちょうど良い!
洗濯のことを考えると、木綿の靴下よりタイツやストッキングの方が乾きが早くて良いかと。
ちなみに使い捨てマスクの品質表示を確かめてみると、マスクひもの素材はナイロン、ポリウレタンとありました。これはストッキングと同じ素材だ!
ハンカチマスクの作り方 手順
折りたたみマスクには鼻の上になる部分にワイヤーを入れてみました。市販のマスクより長めの、紐にかかる長さにして形を固定したかったので。無くても大丈夫ですが、よりフィット感が増します。ワイヤーは園芸用の緑のワイヤーがあったので、それをカットして使いました。
ひだを取って折りたたんだハンカチの両端が髭のようにあごの部分に飛び出すのが特徴です。上部のワイヤーの中心を鼻の上で抑えてひだを開いて顔の形に合わせます。
完成
単純ですが、意外と立体的な形が出来たと思います!
もともと折り紙とか風呂敷とか平面に鋏を入れずに自分で形を作って用途、目的に合わせて使う文化があるのだから、こういう時こそ生かしてみたいですよね!
ぜひお気に入りのハンカチで、マスクファッションを楽しんでみませんか?
生地が幾重にも重なるので、綿ローンのような薄手のハンカチで充分、あまりハンカチのサイズが大きいと生地がだぶついてしまうので、小さめか中ぐらいのサイズ(大体40cm以内)を選ぶとよいです。とても肌触りが良くて気持ちよく、花粉対策ならこれでバッチリです。
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