知多木綿の麻崑反物 織の試作品
麻崑スラブの浴衣反物と同じ経糸、横糸だけ打ち込み本数を減らして透け感のある薄手のストール生を試作してもらいました!
横糸は40番手のコーマ糸 左の方が横糸の打ち込み本数が少なくて透け感があります。
横糸をスラブ糸ではなく、細いコーマ糸にしたことで、縦のランダムな縞模様が際立ちました。
左の画像は浴衣地と同じ横糸がスラブ糸ですが、打ち込み本数を減らしたものです。
最初は横糸をスラブにするつもりでいました。けれども こうしてサンプルを見比べると、コーマ糸の方が縦の太い線の縞模様が強調されてすっきりと見え、コントラストがきれいだと感じました。
薄手ですが、ガーゼ生地などと違ってとても折りたたみやすく、雪花絞りや板締め絞りが綺麗に染められそうです。特に小柄の雪花絞りには折山が がさばらなくなるのでうまくいきそうです!
縦の縞模様が目立つので、嵐絞りの斜めの線と交差させても面白そうです。