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2019年12月

2019年12月10日 (火)

知多木綿の麻崑反物 織の試作品

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 麻崑スラブの浴衣反物と同じ経糸、横糸だけ打ち込み本数を減らして透け感のある薄手のストール生を試作してもらいました!

 横糸は40番手のコーマ糸 左の方が横糸の打ち込み本数が少なくて透け感があります。

 横糸をスラブ糸ではなく、細いコーマ糸にしたことで、縦のランダムな縞模様が際立ちました。

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 左の画像は浴衣地と同じ横糸がスラブ糸ですが、打ち込み本数を減らしたものです。

 

 

 

 

 

 

最初は横糸をスラブにするつもりでいました。けれども こうしてサンプルを見比べると、コーマ糸の方が縦の太い線の縞模様が強調されてすっきりと見え、コントラストがきれいだと感じました。

薄手ですが、ガーゼ生地などと違ってとても折りたたみやすく、雪花絞りや板締め絞りが綺麗に染められそうです。特に小柄の雪花絞りには折山が がさばらなくなるのでうまくいきそうです!

 縦の縞模様が目立つので、嵐絞りの斜めの線と交差させても面白そうです。


 

 

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フォト

せみのはねの雪花絞り

  • 20250407-1151
     染めるたびに少しづつ違ってしまって狙った通りに染めるのが難しい雪花絞り。 いつか理想の雪花絞りを染めることを夢見て、雪花絞りの染色の記録を撮り続けています。

天然染料、草木染め

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