長いストールの巻き方(嵐絞りの[しわ加工ストール)
シルクは一度熱を加えるとしわが取れにくくなる性質があるので、絞りのしわをある程度固定することが出来ます。
柿渋を加えて固めることで、嵐絞りのプリーツのようなしわを、洗ってもあまり伸びないように加工することができます。
シボの中に空気が入ることでボリューム感をいっそうきわだたせることができるので、ふっくらとしたボリューム感を生かすむすび方をしたいと思います。1)ストールを半分に折りたたんで肩にかける
2)わの方にストールの端の紅い方を入れ、わの部分を1回ねじって黄色の端を通します。ここまでは藍の嵐絞りのストールの巻き方3と同じです。
3)さらに紅い方の端を黄色のほうの下から交差するようにわの中に通します。前回のストールの巻き方3より交差の回数が1回多い長いストール向きの巻き方です。
形を整えて完成です。あまりきつく閉めずにゆったりと巻くときれいです。嵐絞りのしわ加工が空気を含んで、ふっくらとした暖かさがあります。男女兼用の巻き方です。