スレン黒の雪花絞り反物の地色を染めてみました
スレン染料で染めた雪花絞りは、インディゴピュアで染めた雪花絞りより濃淡の幅が広く柔らかい雰囲気に染まるので、地色はあまり濃く染めなくても良いように思いました。
ただ染まり方によっては、地色を染めてみたいと思ったのもあったので、やっぱり試してみました。
柿渋を少し濃い目にすると、インディゴピュアの雪花絞りの時よりぐっと渋くなって、男物にしても良いかなあと思いました。半衿や帯など明るめの強い色を入れてみると、素朴な中にも色味の豊かさが引き出されたと思います。
スレンの黒の雪花絞りにエンジュの黄色を重ねた色の組み合わせは、なんとなくアニマル柄を連想させます。黒に黄色が重なってカーキグリーンに近い色になっているので、迷彩柄のようにも見えます。
土臭い雰囲気を強調したかったので、半衿は濃い柿渋染め、帯締めは皮ひもにしてみました。全体が同じような雰囲気になりすぎてピンと来なかったので、帯揚げに人工的でビビットなピンクを入れてみました。
« スレン黒の雪花絞り着物と雪花絞り半衿のコーディネート | トップページ | 桜の花の下で着たい雪花絞り »
「雪花絞り反物の染色」カテゴリの記事
- 綿麻スラブ反物の雪花絞りの地色(2018.11.26)
- 赤い地色が際立つグラデーションの抜染雪花絞り(2018.06.16)
- 地色をグラデーションに染めた抜染雪花絞り反物 紫陽花色(2018.05.19)
- 抜染雪花絞り/紫地色とスレン黒の雪花絞り(2018.05.16)
- 地色を赤と黒のグラデーションに染めた秋色抜染雪花絞り反物の柄合わせ(2016.08.24)
「雪花絞り」カテゴリの記事
- 巻きスカートのベルトを反幅帯のように結んでみました。(2022.05.26)
- 知多木綿 雪花絞り反物の巻きスカート2(2022.02.18)
- 知多木綿雪花絞り 浴衣地1/2反で作る直線裁ちの巻きスカート(2022.02.13)
- スレン染料茶色の雪花絞り(2021.08.02)
- 夏のマスク(2020.05.20)
コメント