スレン黒の雪花絞り着物と雪花絞り半衿のコーディネート
半衿と帯揚げをセットにして雪花絞り着物とコーディネートしたいと思い、細幅の竹繊維のガーゼ生地も雪花絞りに染めました。
こちらは生地が薄いので縦に2つ折して、生地を2重にしてから折りたたみます。浴衣地より細かくたたむことが可能ですが、腰が無くてたたみにくいので、アイロンを使いながら三角形にたたみました。
地色を紫グレーに染めてからたたみ、スレンの黒で抜染しながら同時に染めます。
染浴に沈めるタイミングに注意しながら最終的に全部染料の中に沈めました。その後30分ぐらい沈めたままにしておいたので、折山がかなり濃く染まったように思います。色の抜けたところがこちらは黄色身がからず、グレーに抜けました。色のバランスはかなりうまくいった方だと思います。
雪花絞り着物は柄がかなり強いので、柄物の半衿と合わせるのはなかなか難しいのですが、ぴたっと決まったときはうれしくなります。この浴衣地とのコーディネートで白い帯と合わせたときはぴんとこなかったのですが、黒い帯に変えたら良くなりました。皮の帯締めのムラ染めもたまたまよく合いました。
アンティークの帯は幅が細いものが多く、普通の帯板でははみ出してしまうので、帯揚げ代わりにストールで覆い隠してコーディネートしてみるのも面白いとおもいます。
« 黒のスレン染料で染めた雪花絞り着物のコーディネート | トップページ | スレン黒の雪花絞り反物の地色を染めてみました »
「雪花絞りの浴衣と単衣着物」カテゴリの記事
- 地色をグラデーションに染めた抜染雪花絞り、2通りの柄合わせ(2017.09.07)
- 地色をグラデーションに染めた抜染雪花絞り反物の仕立てと柄合わせ(2017.02.16)
- 地色をグラデーションに染めた抜染雪花絞り反物の柄合わせは?(2016.08.22)
- 地色をグラデーションに染めた抜染雪花絞り反物の仮着装(2016.06.18)
- 夏以外に着たい雪花絞り着物のコーディネート片身替わり仕立て(2016.04.23)
「雪花絞り」カテゴリの記事
- 巻きスカートのベルトを反幅帯のように結んでみました。(2022.05.26)
- 知多木綿 雪花絞り反物の巻きスカート2(2022.02.18)
- 知多木綿雪花絞り 浴衣地1/2反で作る直線裁ちの巻きスカート(2022.02.13)
- スレン染料茶色の雪花絞り(2021.08.02)
- 夏のマスク(2020.05.20)
« 黒のスレン染料で染めた雪花絞り着物のコーディネート | トップページ | スレン黒の雪花絞り反物の地色を染めてみました »
コメント