2014有松絞り祭り 抜染の雪花絞り見つけた!
今年も有松絞り祭りに出展させていただきました。
今年も大勢のお客様で忙しかったのですが、他の展示も観たくて急いで会場を駆け抜けながら目に留まったのはやっぱり雪花絞り、抜染の技法と併用した雪花絞りです。
(有松絞り祭りの展示にて)
実物はもう少し茶色みが強かったような気もしますが、なんだか時間に追われて落ち着いて見ていられなかったので、今となっては記憶が定かではありません。
ここは昔の有松絞りの浴衣を展示しているコーナーでしたが、この雪花絞りは着物の形になっていなくて、パネルに張って展示されていました。生地の幅は着物幅ではなく、90センチぐらいありそうに見えました。色が抜けたところが輝くように見えて幻想的です。こんな雪花絞りも試してみたくなりました。けどかなり手間がかかってたいへんそうだなあ・・・・
そのほか有松絞りの画集では何度も見たことがある代表的な素朴でおおらかな意匠の絞りの浴衣も見ることが出来ました。やっぱり丈が短くて、長じゅばんほどしかないように見えました。
今のようなおはしょりを作らないで着たり、絹の着物の下に着たりしたこともあったのでしょうか?
江戸時代の浮世絵の美人画には、着物の下に有松絞りのような絞り模様の衿を見せて着ているのが有ったような気がします。
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