電車とバスを乗り継いで、福井県竹田の里しだれ桜のクラフトフェア
新幹線の米原から福井駅、さらに電車を乗り継いで北陸線のJRj丸岡駅、そこからバスに乗って本丸岡のバスターミナルに昼の12時過ぎに到着しました。
ここまでは順調だったのですが、さらにバスを乗り継いで山竹田の竹くらべ広場というところまで30分以上かかります。ところが夕方の4時過ぎまでバスが有りません。
仕方がないので、バスの運転手の勧めもあって、丸岡城を見学しました。天守閣の屋根瓦が、地元産の石で作られているのが特徴でした。お城は、戦闘のための小さなのぞき窓が4方にあって、寒々とした張りつめた空気が漂っているように感じました。
バスターミナルに戻ってやっと目的のバスに乗ると、人家もしだいにまばらになり、山奥の道をどんどん登って行きました。土手に咲く山吹の花がきれいでした。
駅に着くと、奥深い山の中の視界が突然開けて、川を隔てて桜並木が続いているのが見えました。こんなにたくさんのしだれ桜を見たことはありません。少し花の盛りを過ぎていましたが、時折花びらが風に舞って、桃源郷のような不思議な世界でした。
それにしても桜の季節の天候はとても不安定です。晴れ間が見えたかと思うと雨が降ったりやんだり、時折突風も吹く、過酷な条件の中でのクラフトフェアでした。
寒の戻りもあり、期間中は3月の初めに戻ったような寒さでした。
夜は一斉にスポットライトの照明が灯って静かで幻想的な雰囲気の中、夢見心地で散策しました。宿泊施設は会場の間近だったので、安心して夜桜を楽しむことが出来ました。
帰りは夕方4時過ぎのバスに乗って、本丸岡のバスターミナルに出ました。このバスを逃してしまうと、当分バスがなく、帰りの夜行バスにも間に合わなくなってしまいます。
本丸岡のバスターミナルからは福井に行くバスが有ったので、JR丸岡駅には戻らず、福井駅に直行しました。
始発から終点までとかなりの距離を乗りましたが、その間の乗客は、私を含めてなんと二人だけでした。
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