雪花絞りの実験6
インジゴピュア原液1リットルを今回は2倍に薄め、50℃前後で再び正三角形のパターンの雪花絞りを染めました。
- インジゴピュア 15g
- 苛性ソーダ液 250cc
- ハイドロサルファイト 25g
この原液を2倍に薄めて50℃前後で染色した雪花絞り
今回は、板で締めたまま外から見える折山の部分を完全に酸化するまで洗ってから、5時間ぐらい放置し、脱水機にかけた。やはり洗ってからすぐに脱水機にかけてしまうと、模様がにじんで汚くなるようだ。
染料の吸い上げは良好に見えたが、染液面より上に吸い上げられた染料が染着する前に酸化して青くなってしまい、洗うとほとんど落ちてしまった。ハイドロの不足か?
もっと浸透を良くするにはハイドロを足したほうがよさそうだが、ハイドロと苛性ソーダのバランスが崩れると染まりが極端に悪くなった。そこで苛性ソーダとハイドロの混合液を作ることにした。
苛性ソーダ液にハイドロサルファイトを加えた溶液
水100ccに対して 苛性ソーダ5g
ハイドロサルファイト10g
この混合液をどのくらい加えるのが良いだらうか? 次回はこの点を特に突き止めたいと思います。
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