雪花絞り

2017年6月 8日 (木)

2017有松絞り祭

今年の有松絞祭りは、前日の出店準備の日も含めて全く雨に降られることがなく、無事終了しました!
なんだか忙しくて他のブースを見ている余裕は全くないうちに、あっという間にあわただしく過ぎ去ってしまいました。ほんの少しの隙間時間にあちこち見て回る体力もなくなったのかなと思いつつ…
今年も有松ならではの、たくさんの浴衣姿の人を見ることが出来ました!
 
年々浴衣姿があか抜けてモダンになり、洗練されてきているように感じます。
 
数年前はいくらカジュアルでもちょっとだらしなさ過ぎるんじゃない?と思ってしまう人もちらほら見かけましたが、かなり現代的で格好良くなってきています。
みんな、ネットで情報を吸収したり、試行錯誤を繰り返して、現代にふさわしい着物の着こなし方を研究しているのではないかなと、頼もしくうれしくなりました。
帯の結び方も、夏だからということもあるけど、ボリュームを抑えた結び方が主流になりつつあるのかなと感じました。
 
基本的なかるた結びも多く見かけましたが、、それだけではない、ボリュームを抑えながらも
独創的で優雅な結び方をしている人もいて、どうやって結ぶんだろう?と感心したりしました。
やっぱり写真を撮らせてもらえばよかった。今になると、細部までは思い出せない!
 
ネットで購入していただいた雪花絞り反物を着て訪れてくださった方にもお目にかかれてうれしく思いました。
男性で雪花絞りの反物を着てくださった方は初めてだったので…西尾のあづまやさんに仕立てていただいたそうです!
 
20170604_151339_2_426x640_2 反物幅は39cmだったので、裄丈が若干足りない感じですが、浴衣なので、短めの方が本当は着やすいんじゃないかなと思います。
七分袖や五分袖があったていいとも思うし…
 
私はこのぐらい短く仕立ててもらいたいと思ってしまいますが、 身長も裄丈も短い私が同じ39センチ幅の反物で仕立てるとしたら、ちょっと生地がもったいない とも思います。
 
私だったら、昔の反物のように、手ぬぐい幅位で十分なのに、今の反物はずいぶん幅が広くなっている。
 
この男性のsizeで、反物幅が足りないから仕立てられないって断らないあづまやさんは、やっぱり頭がやわらかいんだろうか?
 
 

2016年10月21日 (金)

久しぶりにバルーンスカートを作りました。

抜染の雪花絞りの生地を2種類組み合わせて、久しぶりにバルーンスカートを作ってみました。

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地色をグラデーションに染めてから抜染した雪花絞りの反物のうち、浴衣に仕立てるには、ちょっとピンと来ないと思った染め上がりの生地ですが、スカートにしたら面白いかもしれない、ふとそう思いついて作ってみました。

生地はグラデーションに染めて、色味に変化があるので、最初の1枚めは全部同じ反物で作りました。

今までに作った雪花絞りのスカートとは、ひと味違った雰囲気?

そう思いつつ染まった反物を眺めているうちに、やっぱりグラデーションでも2種類組み合わせたほうが面白いいのではないか、この組み合わせはどうだろう?そう思って作ったのが上の写真です。

地色は赤紫からグリーンのグラデーションに染めた2種類の反物。それぞれ黒のスレン染料で地色の抜染を兼ねて染めたものですが、色の抜け方がかなり違います。

上は思ったより抜けすぎてしまい、下は地色が残りすぎたと思ったのですが、両方合わせてみると同系色の濃淡で変化のある組み合わせが出来ました。

うーん(゜-゜) こっちの方が面白い・・・・

2反の反物を195cmにカットして、4枚分のスカートと、おそろいの2mのストールを2枚分とることができました。

裏地はインド綿のざっくりとしたガーゼ地のようにも見える、からみ織のショール生地を2重にして使っていましたが、もう残り3枚分とったら在庫がなくなりました。この生地は気に入っていたのですがもう手に入りません。

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これがなくなったら手ぬぐい地の特岡を裏地に使ってみるのもよいかもしれない。こちらはひとえで十分なボリューム感が出せるし、とても肌触りは良かったし.....

 

2016年4月20日 (水)

雪花絞りのワンピース

昨年末雪花絞りの反物を購入していただいた服飾作家さんから、展示会のDMが届きました!

どんな服になるんだろう?と思っていたのですが、意外と可愛いデザインで、仕立てが丁寧な感じがします。黒い縁取りがきいていておしゃれだなと思いました。

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2016年3月17日 (木)

着物と洋服の境界をあいまいにしてみたい!

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 嵐絞りの2枚のストールを着物風に身に着けてみました

大判のストールをふわっと肩にかけて、というスタイル。見た目には優雅ですが、実際に身に着けてみると、腕の動きを妨げたりして意外と着にくい。

そこで着物の着方を取り入れて、帯板など使って形を作ってみたらどうだろう?そう思いついて試してみました。

着物用の紐と帯板を利用して前をあわせ、腕の動きを妨げないことを確認してから、帯板をもう1枚のストールで包むようにして結びます。

2枚の長方形の布が着物風のベストになりました。ストールを肩にかけるだけよりずっと動きやすいです!

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こちらは雪花絞りのストールに半幅帯の組み合わせです。

帯はカルタ結び。

この結び方は、帯にまったく結び目を作らないのにしっかりと締めることができて、初めて知ったとき感動しました。

ただまったくボリュームが出ないだけに、着物でドレスアップしたいときはちょっとこのままでは物足りない感じも。

どちらかというと、女性の労働着のむすび方だったのではないかなあと思っています。

このカルタ結び、サッシュベルトのようでもあり、意外と洋服と相性がいい。

帯の結び目は後ろに回さずに斜め前にしておくと、ちょっとした物入れにもなって便利です。

2016年1月 7日 (木)

スレン黒の雪花絞り反物の地色を染めてみました

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スレン染料で染めた雪花絞りは、インディゴピュアで染めた雪花絞りより濃淡の幅が広く柔らかい雰囲気に染まるので、地色はあまり濃く染めなくても良いように思いました。

ただ染まり方によっては、地色を染めてみたいと思ったのもあったので、やっぱり試してみました。

柿渋を少し濃い目にすると、インディゴピュアの雪花絞りの時よりぐっと渋くなって、男物にしても良いかなあと思いました。半衿や帯など明るめの強い色を入れてみると、素朴な中にも色味の豊かさが引き出されたと思います。

スレンの黒の雪花絞りにエンジュの黄色を重ねた色の組み合わせは、なんとなくアニマル柄を連想させます。黒に黄色が重なってカーキグリーンに近い色になっているので、迷彩柄のようにも見えます。
土臭い雰囲気を強調したかったので、半衿は濃い柿渋染め、帯締めは皮ひもにしてみました。全体が同じような雰囲気になりすぎてピンと来なかったので、帯揚げに人工的でビビットなピンクを入れてみました。

2015年12月23日 (水)

スレン黒の雪花絞り着物と雪花絞り半衿のコーディネート

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半衿と帯揚げをセットにして雪花絞り着物とコーディネートしたいと思い、細幅の竹繊維のガーゼ生地も雪花絞りに染めました。

こちらは生地が薄いので縦に2つ折して、生地を2重にしてから折りたたみます。浴衣地より細かくたたむことが可能ですが、腰が無くてたたみにくいので、アイロンを使いながら三角形にたたみました。

地色を紫グレーに染めてからたたみ、スレンの黒で抜染しながら同時に染めます。

染浴に沈めるタイミングに注意しながら最終的に全部染料の中に沈めました。その後30分ぐらい沈めたままにしておいたので、折山がかなり濃く染まったように思います。色の抜けたところがこちらは黄色身がからず、グレーに抜けました。色のバランスはかなりうまくいった方だと思います。

雪花絞り着物は柄がかなり強いので、柄物の半衿と合わせるのはなかなか難しいのですが、ぴたっと決まったときはうれしくなります。この浴衣地とのコーディネートで白い帯と合わせたときはぴんとこなかったのですが、黒い帯に変えたら良くなりました。皮の帯締めのムラ染めもたまたまよく合いました。

アンティークの帯は幅が細いものが多く、普通の帯板でははみ出してしまうので、帯揚げ代わりにストールで覆い隠してコーディネートしてみるのも面白いとおもいます。

2015年12月 7日 (月)

インディゴピュアとプロシオンM染料の色注しによる雪花絞り

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インディゴピュアの雪花絞りの染色では、折りたたんだ生地を水か薄めた苛性ソーダ液などに少し浸してからインディゴピュアの染液を浸透させることで模様の濃淡や形などを調整します。

この調整液に色をつけてみたら染料の軌跡が一層わかりやすくなる上、カラフルな雪花絞りが出来るはず、というわけで、試してみることにしました。

この調整液は建て染め染料とは性質の違うプロシオンM染料を使いました。

前回の抜染の雪花絞りでは地色を全部染めてから生地を折りたたみました。

今回は白生地をたたんで、それから三角の底辺の部分にプロシオン染料を吸い上げます。さらにインディゴピュアの染料の中に沈めて生地全体に浸透させます。

最初にプロシオン染料が浸透した部分には他の染料が入れないので、まだ乾いている部分に、インディゴピュアの染料が入っていきます。それぞれの染料液に入れ替えるタイミングで模様の出方は変わってきます。

なるべくはっきり色を分けるには、最初の染料から出した後、その染料がにじんで広がらないうちになるべく早く次の染料液に入れればよいはずです。

実際試してみると、思った以上にくっきりと色が分かれました!

2015年12月 4日 (金)

スレン染料の雪花絞り 黒

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ほんの少し染料に浸すタイミングを変えたり、水を吸わせたりして模様に変化をつけることが出来ます。インディゴピュアより染まり方が安定していて濃淡の幅が広く、染めやすいように感じました。
桜の季節に着てみたい雪花絞りです。

2015年12月 2日 (水)

スレン染料の雪花絞り 初めての黒

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実はスレン染料は何年も前に数回小物を染めたことがある程度で使い慣れていません。

この染料は色によっても染め方が違ってくるのでちょっと面倒でとっつきにくく感じていました。そんなわけで、いつか染めようと思いながらのびのびになっていました。

その中でも特に大変そうなにやっと挑戦です。実はスレンの黒は染めたことがなっかたので、還元した時どんな色になるのかも知りません。

染色材料店でもらったマニュアルを見ながら染料の還元液を作ります。苛性ソーダ液がボーメ38?!そんな濃い溶液が必要なんだろうかと驚きました。

とりあえずマニュアル通りに還元液を、雪花絞り専用にしている容器に入る分だけ(4リットル)つくります。4リットルで染められる雪花絞り反物は3反ぐらいです。

スレン染料の黒をマニュアルに従って還元してみると、あまり色が変わらなかった。よく見ると少し紫がかった色に変化しているようではある。これで大丈夫なのだろうかと少々心もとない思いをしながらも、とりあえず最初の1反を染めてみる。

インディゴピュアよりずっと染料の浸透がよく、浸透剤を足す必要はなっかた!

インディゴピュアもスレン染料も苛性ソーダとハイドロサルファイトで還元して染めるという点では似ていますがが、これほど違う染まり方をするとは!

染料を吸い上げた後の酸化発色、水洗いの過程は、インディゴピュアに比べて流れてしまう染料がずっと少なく、酸化発色も早くて楽でした。インディゴピュアのようにひどい発色ムラが出来てしまうリスクはほとんどないように思いました。

染め上がりを見てみると、スレンの黒のほうがインディゴに比べて濃淡の幅が広く、輪郭がぼやけるので、柔らかい雰囲気に染まります。ただ、インディゴピュアの時のようなシャープな細い線を描くことはそう簡単に出来そうにありません。

だとすると、スレンの藍色やバット染料はどんな染まり方をするのだろう?インディゴピュアとインド藍はほとんど同じような染まり方をしましたが、スレンやバット染料の藍染は違うのだろうか?

いつか六本木のラフォーレで見た昭和初期の雪花絞りの着物はインディゴピュアで染められたものと思っていましたが、もしかすると違うかもしれない。昔から浴衣や手ぬぐいにはバット染料が用いられていたと染色材料店のカタログにはありました!

しばらく黒のスレン染料を研究してみようと思いますが、いつかこちらも確かめてみたいと思います。

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2015年9月 7日 (月)

エンジュ下地の雪花絞り反物 仮着想 秋の装い

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濃く染まった藍の雪花絞りにエンジュと柿渋を重ねて落ち着いたグリーンに染めました。

雪花模様の細い曲線が細くすっきりと描いたように染まりました。

エンジュはこの反物1反で5gを煮出して、柿渋で下染め後アルミ媒染してから重ねました。

雪花模様は迷彩柄のようでもあり、林の中の入ると輪郭があいまいになって風景の中に溶け込む。土の色を感じさせる濃い柿渋染めの半衿と帯びを合わせました。

紅葉の季節に着たい色柄です。

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フォト

せみのはねの雪花絞り

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     染めるたびに少しづつ違ってしまって狙った通りに染めるのが難しい雪花絞り。 いつか理想の雪花絞りを染めることを夢見て、雪花絞りの染色の記録を撮り続けています。

天然染料、草木染め

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