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2015年12月 8日 (火)

抜染の雪花絞り プロシオン染料の地色とスレン染料の淡い黒

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プロシオン染料で地色を黒に染めてから抜染して反転の雪花絞りを染めよう、そのときスレン染料の淡い黒がほのかに入るようにしてみたい、そう思って試してみたのですが、想定していたのとは少し違った染め上がりになりました。

やはり手染めで黒に染めるのはなかなか大変で、緑がかった濃いグレーになってしまいました。この色も悪くないと思い雪花絞りの抜染の作業に入ることにします。

雪花絞り用の容器にしている細長いステンレスの入れ物は4,5リットルぐらいの容量なのですが、これで染められる反物は3反ぐらいです。3反染めるとまだ1リットルぐらい染液が余るのですが、もう1反染めるには溶液の深さが足りません。

そこで、余ったスレン染料の黒に苛性ソーダとハイドロサルファイトの薄め液を1リットルほど足して、薄い染料の混じった抜染液にします。プロシオン染料の色をしっかりと抜きたいので、抜染液の温度はいつもの染色のときより高くしてみました。70℃ぐらいです。

プロシオン染料は色を抜くと、黄色っぽい色が残るので、抜染された部分が黄緑色のような色になるのは大体想像がつきました。ところが色を残したかった地色のほうも少し抜けてグリーンがかった濃いグレーが小豆色のような赤みが強く出た色に変わっていました。これは予想していなかった色味です。
地色が小豆色のような印象に変わってしまいましたが、雪花の模様が淡い黄緑のような色に抜けたので、補色関係の組み合わせになって、それなりに染まったと思いました。

着物というよりは帯にしてみたいような柄かなとも思いました。

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せみのはねの雪花絞り

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     染めるたびに少しづつ違ってしまって狙った通りに染めるのが難しい雪花絞り。 いつか理想の雪花絞りを染めることを夢見て、雪花絞りの染色の記録を撮り続けています。

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