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2015年9月12日 (土)

抜染の雪花絞り1

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重ね染めだけでは得られないコントラストのはっきりした色使いの雪花絞りを染めてみようというわけで、今回建て染め染料とは性質の異なるプロシオン染料で地染めをしました。

プロシオン染料はハイドロサルファイトと苛性ソーダで色を簡単に抜くことができます。

雪花模様を染め出すのに使うインディゴピュアの還元液で、雪花の染色と同時に、地色の染料の色が抜けるので、重ねの色目だけでは出せないビビットな配色が可能です。

ただ、あまりどぎつい配色になるのが不安だったので、地色をかすかな淡いインディゴピュアで下染め、それから濃い目のプロシオン染料の赤を重ねました。地色は赤紫になりました。

最初の地染めのインディゴピュアの淡い水色は、ほとんど脱色されることなく最後まで残ります。これで全体のトーンが合って落ち着いた感じになると考えました。

狙った以上に渋目の落ち着いたトーンに染まりました。かなり渋いかなと思ったのですが、ボディーに着せてみると、花柄のようにも見える赤紫が意外とかわいい感じでした。

仕上げはやはりインディゴピュアの色止めもかねて、淡い柿渋を全体に重ねました。

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いつもと同じ5列屏風畳みの正三角形のパターンですが、少し小柄な印象になりました。

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せみのはねの雪花絞り

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     染めるたびに少しづつ違ってしまって狙った通りに染めるのが難しい雪花絞り。 いつか理想の雪花絞りを染めることを夢見て、雪花絞りの染色の記録を撮り続けています。

天然染料、草木染め

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