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2013年7月27日 (土)

 雪花絞りのテントの屋根の修復

 6月から7月の半ばにかけては毎週旅回り、屋外のイベント続きでさすがに疲れた。
 少しでも涼しい思いをしたくて東北、長野などのイベントを多く入れたものの、比較的お天気に恵まれたのは良かったけれど、どこに行っても暑くてほとほとまいった。

 年明けから使い続けてきた雪花絞りの浴衣地で作ったテントの屋根、柿渋で染め重ねてはいるけれど、長いこと まともに直射日光にさらされてさすがに退色していた。
 これだけ長時間炎天下にさらされると生地も劣化してく弱くなっているのではないかと思ったが、浴衣の生地は薄くて頼りなげに思えたわりには、意外と丈夫だ。

 柿渋は日に当てることで色が出てくるとも言われているけれど、もっとも炎天下にさらされた部分は、すっかり退色して白っぽくなっていた。雪花の模様がほとんど薄くならずに残っているのは、柿渋が日光から保護してくれていたからじゃないか思う。
 テントの、内側を向いていた面と外側になっていた面では、裏表で全然色が違ってしまっている。

 生地自体は破けたり弱くなったりしている様子はまだ無かった。なんとなく御苦労さまという気持ちで、全体に柿渋をいつもより濃い目に浸透させた。少しのりをつけたようにパリッとするくらいでちょうど良い。

 雪花絞りの屋根は屋外の木立の中の空間と良く似合う。柿渋は水を完全にはじくわけではないけれど、発水性があるので乾きは速く、多少の雨ならしのぐことが出来る。浴衣地は薄手なのでかえって軽くて扱いやすく、適度に風が通り抜けて乾きも速くて良い。
 時々柿渋を染め重ねて使っているうちに、新品の時とは違った味が出てくるのを期待して、どんな風に変化していくのか?大事に手入れをしながら使い続けていきたいと思います。

Dsc_0055_492x800_2 雪花絞りのテント 4月伊豆高原にて

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せみのはねの雪花絞り

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     染めるたびに少しづつ違ってしまって狙った通りに染めるのが難しい雪花絞り。 いつか理想の雪花絞りを染めることを夢見て、雪花絞りの染色の記録を撮り続けています。

天然染料、草木染め

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