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2012年8月 3日 (金)

続雪花絞りの浴衣の染色2

 やはり染浴の染料の濃さは「雪花絞りの浴衣の染色1」より薄くした方が良いようだった。結局、さらに1.5倍ぐらいに薄めても同じぐらいの濃さに染まった。

 それよりさらに薄めてみると少し薄くなったが、そのぐらいの色の方がきれいだと思った。
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 ただし、ハイドロと苛性ソーダの量は普通の浸染で染める染浴より、かなり多くした方が良い。

 なるべく染料の伸びを良くして中まで浸透させたい。それには、ハイドロと苛性ソーダを多めにするのが良いようなのだが、どのぐらいが適正なのかなかなか答えが出せない。

 染料を生地に吸い上げた後、外側の染料が完全に青く酸化するまでジャブジャブ洗っていたが、それも良くなかったようだ。洗い過ぎると、中の染料が流れて薄くなってしまう。
 外側の固まった染料だけ落としてクランプで締め、余分な染料と水分をなるべく絞ってしまうのが良いらしい。
 脱水機を使ってみたこともあり、かなり中まで酸化したが、やはり長尺になると白場を汚してしまう恐れがある。

 クランプで良く絞った後板を外し中を見るとやはりまだ中はあまり酸化していない。そのまま放置しておくと染料が固まってしまうので、水中に全体を放り込んで、淀んでいる所が無いように、とにかくじゃぶじゃぶと動かしてなるべく早く酸化させるようにする。この段階でも、だいぶ失敗を繰り返してしまった。

 早く酸化させるには、ハイドロや苛性ソーダの量が少ない方が良いように思うが、そうすると染料の伸びが悪く、中まで浸透しにくくなる。どの辺で折り合いをつければよいのか、まだ答えを出すのに時間がかかりそうだ。染料の浸透具合には、板の締め加減も影響するのではないかと思っていた時もあるが、染浴の状態でほぼ決まるようだ。

これからは、板の締め加減は一定にして固く締め、洗いに注意しながら染浴の良い状態を捜していく。

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     染めるたびに少しづつ違ってしまって狙った通りに染めるのが難しい雪花絞り。 いつか理想の雪花絞りを染めることを夢見て、雪花絞りの染色の記録を撮り続けています。

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