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2011年4月19日 (火)

境内アート小布施×苗市

 先日の土日は信州の「境内アート小布施×苗市」に出展参加しました。
 今までに参加したことがある各地のクラフトフェアとは違った雰囲気のあるユニークなイベントで特に楽しかったので、ブログに記録しようと思います。

 弦照寺の境内の景観を生かしたインスタレーションの展示、和紙の立体に描かれた書、屏風絵、本堂の中にならべられた華やかな盆栽などが風格あるお寺の品位を保っているように思えました。

 本堂の前ではレジスターのロールペーパーに虹を描きつづける若手作家さん、デコパージュの作品を並べている人、庵のようなものを建てて中で一日中お酒を飲んでいる人々など、雑多な人たちがいました。みんな勝手にやりたいことをやっているのに、なぜか違和感なくまとまっているように見えました。

 参道では骨董市や、地元の農家の人たちが野菜や花の苗を売っていました。
 裏庭の敷地はかなり広く、草が茂っていてあまり足場の良くないところもありましたが、こちらのエリアではクラフト作家の人たちがそれぞれのテントで作品を販売していました。ここで岐阜から来た草木染めのとても美しい色を染めている作家さんに出会いました。

 私は相変わらず雪花絞りの生地と嵐絞りのシルクストールを、テントを借りて展示しました。
 お寺の檀家のお手伝いの人たちが雪花絞りの手拭いをおそろいで買ってくださいました。小布施で生活していている人たちは、手拭いを粋にかぶっている人が多いような気がしました。農家のおばあさんも、パン屋のおねえさんも、手拭い姿が小布施の美しい風景の一部になって、きれいでした。
 檀家の人たちが、さっそくみんなで雪花絞りの手拭いをかぶってきびきびと働いている姿を見て、意外とかわいらしさもあり、我ながらきれいだと思いました。
 そうだsign01雪花絞りは、先月縫っていただいたようなつまらないアロハシャツにしてしまうより、労働着がふさわしい。作務衣やカフェエプロンなどはどうだろうか?

 雪花絞りの浴衣は美しいが、和服を日常着として身につける世代の人がいなくなってしまった現在、気楽にどこにでも着ていけるというわけでもなし、浴衣となると着る時期もかなり限られてしまう。作務衣ならば洋服感覚で普段着として着やすいのではないだらうか?
 あまり型にはめてしまうと、居酒屋の制服みたいになってしまいそうな気もするが、そこはあまり固定観念に縛られずに自分が着たいと思えるものを作ってみよう。

 夜は懇親会に参加しました。クラフト系よりもコンテンポラリー系の作家タイプの人たちが多かったので、久しぶりに自由な雰囲気の中で楽しく過ごすことが出来ました。
 雪花絞りのアロハシャツの制作では、あまりに頭の固い異文化の人とコミニケーションしなければならなくてほとほと疲れて気分が萎えてしまっていたので、世間体などあまり気にせず、やりたいことを押し通してしまうたくましくもおおらかな人たちに 元気を分けてもらえたような気がしました。

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せみのはねの雪花絞り

  • Dsc_45141_2
     染めるたびに少しづつ違ってしまって狙った通りに染めるのが難しい雪花絞り。 いつか理想の雪花絞りを染めることを夢見て、雪花絞りの染色の記録を撮り続けています。

天然染料、草木染め

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