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2011年2月

2011年2月19日 (土)

続シルケット加工の浴衣生地

 昨年仕入れたシルケット加工の浴衣生地をやっと染めてみた。

 洋裁を専門にしているゆりさんとの共同制作で,雪花絞りのアロハシャツを作ろうということになり、そのための生地を染めることになったからだ。

 雪花絞りと無地染めを組み合わせたデザインにしようということで、急きょ、、柿渋とインド藍、それに西洋茜の3種類の染料の重ねで、色を作ることにした。ゆりさんは生地を見るとカーテンでも何でも服にしたくなるそうです。

 シルケット加工の浴衣生地ははりがあって透明感があり、見栄えは良かったのだが、生地が硬い。湯で薄めた柿渋を浸透させてみると、いまいち浸透が悪く、発色むらになりそうな感じがした。やはりもう一度自分で晒しなおさなければだめか・・・

 そこで少量の苛性ソーダと合成洗剤を入れた湯で数分間煮沸し、生地を柔らかくした。これで柿渋の浸透はかなり良くなった。

 このぶんだと雪花絞りも生地を晒しなおしてからでないとうまくいかないだろう。シルケット加工はするべきではなかったのか? コーマ糸の生地で晒加工だけ頼んだ方が費用も少なくて済んだのにdespair 1ロット仕入れてしまったので今年はこれでいくしかない。

  インド藍と柿渋の重ね染め 地色を染めた雪花絞り

Photo

 

 こんな感じで染まりました。インド藍と柿渋を重ねて発色させたグレーは私の好きな色です。それに西洋茜の色をかすかに重ねると温かみのあるグレーになります。

 柿渋を発色させるのは少し時間がかかりますが、ほかの染料では出せない独特の風合いがあります。柿渋単独ではなく、他の色と重ねることによって、深みのある柔らかい色に変わっていくのも楽しみです。

 最後は熱湯で煮沸して柿渋を発色させながら柔らかくします。浸透させた直後の色とはだいぶ違ってくるので、ある程度慣れが必要です。
 また、木綿の草木染めの下染めとしても有効で、草木の染料の染まりが良くなる様です。

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フォト

せみのはねの雪花絞り

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     染めるたびに少しづつ違ってしまって狙った通りに染めるのが難しい雪花絞り。 いつか理想の雪花絞りを染めることを夢見て、雪花絞りの染色の記録を撮り続けています。

天然染料、草木染め

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