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2010年11月30日 (火)

嵐絞りのシルクストール

201011270918嵐絞りのシルクストール(柿渋 インド藍 西洋茜)

 有松絞りの技法で嵐絞りという絞り技法があります。

 円柱に生地をらせん状に巻きつけて、糸を等間隔に巻きつけ押し縮めると、細いプリーツ状のしわができます。
 浴衣生地だとこのしわは伸びてしまいますが、横なぐりの雨のような斜めの線の模様が出来ます。激しく降る雨を連想させるので嵐絞りというそうです。

 有松絞会館と名古屋市博物館では、嵐絞りの驚くほど繊細な収蔵品を見ることが出来ます。

 201011271151 なかなかこんなに繊細な嵐絞りは出来ませんが、この絞りを薄地のストール生地に応用しています。

 藍染めではなく、柿渋を刷毛で塗り重ね乾燥させます。円柱はまるいタッパーを使っています。完全に乾いてから糸をほどいて布をタッパーから外すと、左の画像のように柿渋で固まっています。
 しばらく放置して柿渋が定着するのを待ちます。その後蒸して熱を加えることで一層堅牢度が増し、しわもしっかりと定着します。
 ぬるま湯で洗いながら余分な柿渋を落とします。ここで完成にするときは柔軟仕上げ剤で柔らかくします。さらに草木の染料を加えるときは、媒染剤に浸してから色を重ねます。 

 柿渋で固めてしわ加工するので、元の生地よりはりが出て少し硬い感じになります。
 柿渋が少なすぎるとしわがきれいにつかず、伸びてしまいます。多すぎるとばりばりになってしまうので、柿渋の加減がポイントです。
 天気が良く空気が乾燥している日にいっきに乾かしてしまわないとうまくいきまっせん。最近は天気の良い日が多かったので、今のうちにと思ってたくさん絞りました。後で徐々に色を入れていくつもりです。

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     染めるたびに少しづつ違ってしまって狙った通りに染めるのが難しい雪花絞り。 いつか理想の雪花絞りを染めることを夢見て、雪花絞りの染色の記録を撮り続けています。

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